導入事例
富士通エフ・アイ・ピー株式会社
富士通エフ・アイ・ピー株式会社では、これまでシステム監視要員が行っていた障害情報の電話連絡を自動アラートシステムへ置き換え、人件費削減と対応の迅速化を実現しました。
富士通エフ・アイ・ピー株式会社(以降、富士通FIP)では、データセンターにおける監視業務において障害検知システムを運用しています。
監視システムからシステム担当者へアラートメールは届きますが、メールは気づきにくいため、障害検知と同時にコールセンターから電話連絡を行っていました。
この効率化を目指し、既存システムとの連携が容易なAPIを装備するVISを利用することで機能追加を実現しています。
電話通信システムはプロトコルが特殊であり、既存システムの延長で開発するには専門の知識を持った開発者による非常に多くの開発リソースを必要とします。
VISは、電話連絡に必要な情報はAPIで指定できるため、電話通信プロトコルを全く気にすることなく、伝えたい内容と宛先をAPI経由で送信するだけで電話発信を実現できます。
このため、連携機能の開発は比較的短期間で完了しました。
VISは大規模システムで運用されることも考慮しているため、今後はグループ内へのサービス拡張の他、クラウドシステム利用者やホスティングサービス利用者へのサービス提供も視野に入れています。