導入事例
NECネッツエスアイ株式会社
NECネッツエスアイ株式会社(以降、NESIC)は、ICT(情報通信技術)の企画・コンサルティングから設計、構築、運用・保守までワンストップでサービスを提供するネットワークSIerとして国内300ヶ所以上に保守サービス拠点を持っている。
「国内No.1のネットワークSIer」の評価を目指しサービス品質向上に積極的に取り組んでいる。
遠隔地とのコミュニケーションの方法として音声とメールがあるが、最近ではメールの利便性がより強調され利用されている。しかし、様々な状況や環境にある多くの人をカバーするには、メールだけでなく、音声での伝達、コミュニケーションは不可欠であるという認識から、NESICは、”音声コミュニケーションのVIS”の開発においてこれまでに特に技術面の支援をしてきた。
SaaSベンダーの某ASP事業者様では、”自動アラートコール”のサービスを利用している。このサービスは、システムトラブル発生時に自動的にサポート担当者の携帯電話へ発信し、トラブル発生を知らせるというものだ。担当者の優先順位も設定でき、プッシュボタンによる応答でトラブル対応が可能という応答があると、そこで次への発信をストップできる。
「某ASP事業者様からは、人を介さずにトラブル発生と同時に連絡できているので、トラブル対応の時間が短縮できたと喜ばれています。」SaaSベンダーやシステム管理会社など、自動アラートコールを必要としている企業が多くあるのではないかと考えている。 「杉並区の気象情報提供と同じく、こちらのサービスも6月からのスタートですが、どちらも今まで何のトラブルもなくスムーズに運用できています。」VISの安定性についても信頼をしている。
ユーザからの評価については、「テキストから音声に変換するその声が非常に良いということをよく言われます。機械音ではなく、アナウンサーがしゃべるような流暢な話し方になっているからでしょう。また、WEBベースなので、ユーザの操作も非常に簡単であることも導入しやすい点です。」
「当社では、VISをSaaSとしてサービスを提供しているのですが、特にアライアンス先との連携が重要です。VISはインターフェースのAPIがシンプルで使いやすく、アーキテクチャーもファンクション毎に別れ、スキームが作りやすくなっているので、連携先ともスムーズにつながります。それから、インストーラーもシンプルでシステムの構築もとても簡単にできる点もいいですね。」
実際に、Linuxベースのハイプラットフォームにおいても構築が容易であったとVISの柔軟なインターフェースを評価している。「現在提供中のサービスは、既に運用していたSaaSベンダーのサービスに音声システムをアドオンするという形ですが、VISは他のシステムとの連携が容易なので短期間でサービスを開始できました。」